相続財産/遺産の使い込み・横領・着服

遺産の使い込み・横領の典型例

被相続人が寝たきりなど、自力では預貯金口座からお金を下せない状態にもかかわらず、口座からは頻繁にお金が引き出されている・使途不明金があるケースです。

中には、他の相続人が連日50万円(ATMの上限額)を引き出していた事例もあります。


遺産の使い込み・横領に関する相談相続人の一人が遺産、被相続人名義の預貯金を使い込み・横領していることは良くあることでしょうか。

弁護士の回答相続人の一人が遺産、被相続人名義の預貯金を使い込み・横領していることは頻繁にあることです。特に被相続人と同居していた相続人が遺産、被相続人名義の預貯金を使い込み・横領していることが多いようです。

他の相続人が、被相続人の生前に預貯金を使い込んだ・横領した

遺産の使い込み・横領に関する相談
遺産を使い込んだ人に対して返還を求めることができるでしょうか。

弁護士の回答被相続人の遺産である預貯金を使い込んだ相続人にその返還を求めることができます。遺産である預貯金の使い込みは、不当利得返還請求または不法行為に基づく損害賠償請求という形で返還を求めることになります。


遺産の使い込み・横領に関する相談
使い込んだ金額・横領した金額を全額を返還してもらえるのですか。

弁護士の回答遺産、被相続人名義の預貯金を使い込み・横領した金額のうち、返還を求める相続人の法定相続分相当の金額について、返還を求めることになります。


遺産の使い込み・横領に関する相談遺産分割調停では、生前に被相続人の遺産となる預貯金の使い込み・横領をした相続人に対して返還を求めることができますか。

弁護士の回答調停の中で争点として取り扱ってもらうことはできます。しかし、相続人間で、遺産である預貯金の使い込み・横領について協議がつかない場合には、その部分を除いて、調停、審判と手続きを進めることになります。


遺産の使い込み・横領に関する相談遺産分割調停では、生前に被相続人の遺産となる預貯金の使い込み・横領をした相続人と使い込み・横領部分について協議ができませんでした。どうしたら返還を求めることができますか。

弁護士の回答地方裁判所(金額によっては簡易裁判所)で、通常の裁判を起こして使い込まれた遺産・預貯金の返還を求めることになります。

遺産の使い込み・横領の証拠

遺産の使い込み・横領に関する相談被相続人名義の預貯金の使い込み・横領の証明を証明するにはどのような証拠が必要ですか。

弁護士の回答横領や使い込んだことが分かる資料(通帳、預貯金口座の取引履歴)が必要です。また、預貯金を下ろした人が被相続人以外であることも証明することが必要です。


遺産の使い込み・横領に関する相談遺産、被相続人名義の預貯金を横領や使い込んだ人が被相続人以外であることを証明するにはどのような証拠が必要ですか。

弁護士の回答相続人が遺産、被相続人名義の預貯金を管理していなかったことを示す必要があります。たとえば、被相続人が認知症や寝たきりで介護が必要であった場合であれば、診断書、カルテなどが証拠となります。

遺産を使い込んだ人の反論

遺産の使い込み・横領に関する相談遺産、被相続人名義の預貯金を使い込み、横領した相続人はどういった反論をしてくるのですか。

弁護士の回答被相続人に指示されて被相続人名義の預貯金を下ろした(お金自体は被相続人に渡した)、被相続人の介護、生活費用に使った、被相続人から自分に贈与されたなど、様々な反論がなされます。

中には、「自分が被相続人の介護をしていたので、被相続人の預貯金から下したお金を貰って当然である」と主張する人もいます。(法律的に必ずしも認められる主張ではありません)


遺産の使い込み・横領に関する相談遺産である預貯金を使い込んだ相続人がから被相続人の介護費、生活費に使ったと反論されましたが、この相続人の反論は通用するのでしょうか。

弁護士の回答相続人が下した預貯金の金額と被相続人の生活費を比較して、収支を計算してみてください。被相続人の収支を計算して残るお金の方があまりに多いと相続人の使い込みの可能性が高くなります。

遺産の使い込み・横領の裁判

遺産の使い込み・横領に関する相談被相続人の預金、現金を使い込んだ相続人に対して裁判で返還を求める場合、返還を求める相続人の近くの裁判所で裁判をすることはできますか。

弁護士の回答被相続人の預金、現金を使い込んだ相続人に対して裁判は、返還を求める相続人の住所地を管轄する裁判所に対して裁判を起こすことができます。


遺産の使い込み・横領に関する相談被相続人の預金、現金を使い込んだ相続人に対して裁判で返還を求める場合、使い込んだ相続人の近くの裁判所で裁判をすることはできますか。

弁護士の回答被相続人の預金、現金を使い込んだ相続人に対して裁判は、使い込んだ相続人の住所地を管轄する裁判所に対して裁判を起こすこともできます。

お問い合わせフォームはこちら [お急ぎの方へ] 回線混雑などで03-5356-6362にお電話が繋がらない場合や深夜早朝の緊急時は、050-3558-7744(弁護士直通)にお電話ください。